VIA GigaCheck

わずか1000円のLANカードで導通検査以上のケーブルテストができる! とTさんに教えられたので、試してみた。

仕事でLANケーブルの製作やら試験やらやっている漏れの立場からすると・・・カス 。 使い物にならない。LANカードそのものの当たり外れがあるみたいだし、PC内部でノイズを拾ってしまって結果がめちゃくちゃになったりと、非常に信頼できない。*1


テストの結果がオカシイなら『計測に失敗した』という結果を表示すればまだ許せるんだけど、グラフが下に突き抜けたりとか無理矢理な表示をして誤魔化すし、シャレでCAT.5のケーブル(1m)を1000Tの配線に使ってもエラー吐かないし。やる気なさ過ぎて鼻で笑ってしまうわ。
仕事で関わっている身として一番いやなのは、このテスターの結果を信じて「お前ん所のケーブル不良品だゴルァ」とか文句つけてくる奴がいそうなトコロ
頼むから普及しないで欲しいわこの製品。


Tさんの話では、これを紹介した人から「遅い・とぎれるなどの通信不良がこれで改善できました」との喜びの声を頂いているらしいんだけど、漏れは会社で習って以来、LANケーブルの品質にはこだわっているからそもそもトラブル起きないし。(1000Tの区間は全て信頼できるメーカーのCAT.6にする、等)まぁ、自分一人で使うケーブルの量なんてたかがしれているけどさ。

会社や学校とか、不特定多数の人がどこからともなくケーブルを持ち込むような環境だとそのケーブルが原因で障害が起きるってのは日常茶飯事なんだろうけど、それでも試すのはFlukeのCableIQに変えてくれって思う。実売15マソと安くはないんだけどさぁ。

*1:まぁ、漏れが試した個体(LANカード)がハズレだったみたいで、なおかつPC内部の環境もあまりよろしくない(真下に電源ユニットという配置)ためかなり悪い方に結果がふれているみたいなので、コレを気に入っている方は話半分に思ってkds 何か言われても反応するの面倒くさいんで。