アキハバLOVE
- 作者: 桃井はるこ
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ピンと来ない話は主に昔の日記に多い。小2の時にファミコンを買って貰って以降3次元方向の興味が薄かったからアイドルとか全然分からないし、大学に入ってPC買うまでは秋葉原なんて行ったことないから。
もうね、年季が違うなと。
痛い話は主に幼少〜中学までの頃に多い。時代がそうさせたという部分もあるし、彼女の痛い先進的すぎた言動が呼び込んだものもあるが、驚かされるのは彼女のお母さんの忍耐力強さ。大人の目から見ればこれは失敗するだろうと思うようなことでも止めさせず、結果を見届けさせるというのは難しいことなんじゃないかと思う。
(この部分はネタバレしてしまうと面白くないので、重要なキーワードはほとんど伏せてま。みんな読んで感心しろ)
ニヤリとしてしまう話は、ニヤリを通り越して吹いたよ電車の中で。初めてのアルバイトの話。うわあ懐かしい店の名前だぁ。蚊取り線香&オロナミンCの鉄の看板があったのと、トルバドールCDを何回か買ったことくらいしか記憶にないが、はいてんちょうさんがみこんだとおりおんなのこがれじにいるとうれしかったです。
それと、その店の向かいで営業していた店の名前見て驚きましたよええええええええ。
『萌えはロックだ!』
このキャッチコピーが「さいごのろっく」というCDのジャケットに書かれていたとき、意味が分からなかった。曲を聴いていても意味不明ないくつかあった。この本にそのあたりの説明が書いてあってようやく分かった感じ。(今でも理解できない部分も残っているが)
音楽なんて手元に流れてきたものを消費するだけの自分には、各々の音楽ジャンルの持つ思想なんぞ全く知らんし興味ないから、思念を込めた曲の場合細かい解説ぷりーずと思った今日この頃。
閑話
音楽を消費していった中で唯一名曲だと思って今でも聴いているのがSound Terro-Rhythmの『やる気なし』
CD出てからもう10年くらい経ったかな? 不真面目極まりない内容を大真面目に歌う姿が素敵すぎるのと、もっと力抜こうぜ漏れと思えてくるのが良い。